[考える]NST介入終了の基準について

栄養管理

NST依頼までのフローは順調に運用できています。
MNA-SFを使用することで依頼数は爆増しました。

[徹底解説]MNA-SF/急性期病院における栄養スクリーニングの実際
当院では入院される全患者に対して、「MNA-SF」を使用し栄養スクリーニングを実施しています。 ちなみについ最近開始したばかりで、それまでは当院独自の、なんの根拠もないスクリーニングを行っていました。さすがにこのままではいかん!ということで...

しかしいざアセスメントをしてみると、介入せずとも問題なさそうな患者さんも多くいて、そのまま終了してしまうこともあります。
MNA-SFはあくまでスクリーニングなので、入り口を大きくしてNST依頼したの後に厳選していくという現在のやり方は間違っているわけではありません。
ただその数があまりに多いなら、設定している基準がすこし緩すぎるのかもしれません。

開始してからまだ半年程度なので、このまま1年くらい続けてその辺の調整をしていきたいと考えています。

さてさて話が少しズレてしまいましたが、今回はNST対称となった患者の終了の理由について少し考えていきたいと思います。
…というのも、退院(もしくは転院)するまで対象になったままになっている患者が多く見られるからです。

この辺についても、明確な基準を設けることでベテランも新人も機械的に判断がつくようになるのではないかと考えています。
今のところ思いついたのは、

□目標達成のため(プレアルブミン20mg/dL以上)
□目標達成のため(栄養充足率8割以上)
□状態悪化のため
□積極的な栄養両方を行わない方針のため
□現在の栄養管理で確立しているため
□退院のため(死亡)
□退院のため(自宅/施設)
□転院のため

この辺でしょうか。
最終的にはこれらも集計して、その傾向を見ながらそれこそMNA-SFの基準の調整もできると考えています。

みなさんの施設ではNST終了の明確な基準はありますか?

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