初心者向け!カリウムやナトリウムのmEqをmgから換算(計算)する方法

栄養管理

そもそもmEqって何?

mEqは「ミリイクイバレント」と読みます。

臨床ではよく『メック』と呼ばれてるもので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

Eq(イクイバレント)は、溶液中に電荷を持ったつぶがいくつあるかの指標で、その数が浸透圧を決めています。

Eqのm(1000分の1)なのでmEqです。

換算方法

結論から言うと、mEqは1000(mg)÷分子量で計算できます!(1価の電解質の場合。2価は2倍する)

かんたん、かんたん!

分子量

また嫌な単語がでてきましたね…分子量!

高校の化学で習った方も多いと思いますがまさかこんなところで再開するとは!と言うことでおさらいしていきましょう。

今回は栄養管理でよく使う3つだけにしておきます!

  • Na(ナトリウム)… 23
  • Cl(塩素)… 35.5
  • K(カリウム)… 39

mEqの換算例

ここまで来れば換算も簡単、簡単!

  • Na 1g(1000mg) = 1000÷23 = 43.5 mEq   
  • NaCl 1g(=1000mg) = 1000÷58.5(=23+35.5) = 17 mEq   
  • K 1g(=1000mg) = 1000÷39 = 25.6 mEq
  • KCl 1g(=1000mg) = 1000÷74.5(=39+35.5) = 13 mEq

ここに載っていない電解質のmEqが知りたい場合は、分子量さえ調べるだけで応用可能です!

少しでも参考になれば嬉しいです!!

修正版はこちら

こちらの計算方法もチェック!

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