[徹底解説]早期栄養介入管理加算のアウトカム

栄養管理

救急病棟で早期栄養介入管理加算の運用を開始してから、半年が経とうとしています。
ほんと時が経つのはあっという間ですね。
いつの間にか秋も終わりそうで、もうすぐ冬ですよみなさん…。

さてさて、今回は早期栄養介入管理加算のアウトカムについて考えていきます。
以前も記事にしましたが、結構な額の加算を毎日毎日取っているわけなので、その効果を示していかなくてはならないわけです。
でもどうやってそれを評価すればいいのか、最近はそんなこをとを考えています。

救急病棟に在室している期間は、もちろん患者の状態によって様々です。
でも体感としては数日の間には一般の病棟に転棟しているのではないかと思っています。
(きっちり調べればいいのですが割愛します)

それでその短い数日間のうちに、管理栄養士が早期から介入してなにか効果があったのかを知りたいわけです。

栄養状態と一言でいっても様々で、
採血データ…とくにアルブミンは炎症反応に左右されますし、半減期も長いので微妙…
体重は補液ガンガン投与すればそれだけで増えるので単純に評価はできない。

となると、必要栄養量の充足率あたりになるのだろうか。
日本版重症患者の栄養療法ガイドライン によれば、予後を考えたときにエネルギー量は1週間で必要量の約6−7割、蛋白質は1.2g/kgが目安となっています。
救急病棟に入室(介入開始)してから、退室するまでどの程度充足できているのかを見てみるのはありかもしれない。

ただし、その数値をアナログに管理するのはナンセンスなのでどうにか機械的に集計できるシステムを考えてみよう…!

みなさんの施設では早期栄養介入管理加算のアウトカムはどのように行っていますか?
いい案があれば教えてほしいです♪

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